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今日は2月の盛和塾です。
今回は、彦根でありました。
塾長ビデオで1995年4月千葉盛和塾開講式のビデオを見ました。
約15年前の内容ですが、今回聞いてみても15年前のビデオとは思わない内容でした。

いい時代には誰がやっても経営出来たがこれからは経営者でないと経営が出来ない。

経営は最悪の状態を考えて何事も経営する事

危機なのに危機と感じないのが危機である
赤字になる事事態危機である。そのお金をどこから出ているかを知る事です。

仕事を真剣にやれば年数は関係ない
毎日どれだけ一生懸命生きたかによる

石田梅厳の商売道
誠の高いは先も立ち、われも立つことを思うなり
売利を得るは商人の道なり
商人の売利は侍の禄に同じ

この時代を一人で生きるのは簡単である
従業員を雇っている事のほうが凄いと思う。

今回、平和堂の夏原社長もお見えで言葉をいただきました。

塾長の言葉を繰り返し聴いているか
頭で解かっていても、実践しているか
会社の経費を見直す事、細かく出してみて居るか要らないかを見極める事
経営者として理解する事と従業員として理解する事は大きく違う
今のやり方を変化させないと生き残れない事を理解させる事
赤字の会社は潰れる、黒字にしないとダメである。

今日も多くの気づきをもらい、勉強させていただきました。感謝

木村 和央



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3.問題解決の留意点

問題状況、問題点
問題を明らかにするには、具体的なところからスタートする。抽象的な問題のとらえ方は問題解決の障害となる。そういう意味から「問題点はなにか」という問いは適切ではない。メンバーが属している組織のなかで感じている欲求不満や緊張を具体的に出すことから始める。「あなたの組織の問題点は何ですか」と問われると簡単に「風通しが悪いことです」と答える人がいる。「具体的にどういうことがあったのですか」と尋ねると、「いや具体的にといわれてもね、なんとなくの印象ですよ」と答えられなくなる。これでは問題解決はできない。次に問題状況から問題点を明確にしていくのだが、そのためには具体的な事例を確認し、その事例の分析を通じて、問題の核心に関わるもの―問題点を取り出すことがはじめて可能になる。そして問題点は必ず具体的なデータに基づくものでなければならない
ここで問題状況と問題点とは異なることに注意しなければならない。「当社の問題は売上げの低下である」という場合に、売上げの低下は問題となっている現象であって、それは問題点ではない。問題状況と問題点の混同はよく見られるが、これでは問題解決ができないか、極めて浅いものになってしまう。


主体的に関われること
問題点は問題の原因のなかで最大のものという解釈があるが、これは間違っている。問題点とは問題の原因になることのなかで、自分で変更することができるもののことである。したがって、私個人あるいは私たちチームが主体的に関わることのできる問題のみが、問題点となり得るのである。

(1)私たちが主体的に関わることのできない問題は、問題解決の対象とならない。私たちに手の届かないものを問題にしても、討論は出来るかもしれないが、問題の解決にはならない。できる限り、身近なところでありながら、全体にも関係のありそうなところからはじめたほうがよい。
(2)だが、手の届かない問題も、それが何であるかをはっきり確認しておくことは必要である。その問題から逃げずに、明確に意識することはしなければならない。
(3)一見、手の届かない問題に見えるが、それを自分たちの関われる問題につくりかえることができる場合がある。それはトップの問題だと片付ける前に、トップにアプローチすることはできないのか、を検討する必要はある
自分たちの問題につくりかえることができるのに、それは無理だと放置してしまう場合のほうが圧倒的に多い。このことは、ある問題をどこまで自分あるいは自分たちの問題としてとらえることができるかどうか、という意識につながってくる。自分には関わりないとせずに、自分(たち)の問題として考えることは大切である。


共有化されること
チームで問題を解決しようとする場合、メンバーに問題状況および問題点が共有化されていなければならない。個人での問題解決と異なり、組織や集団で問題解決をする場合、そこに関わっているメンバーの間にその問題についての共有化がないと問題解決にならない。これは、ある現象について共通の理解があるだけではなく、そこで起こっている問題がメンバー個々にとって切実に感じ取れるということである。これはメンバーの一員として物理的にその場にいるということではない。
ただし、そのためにはかなり困難なプロセスが必要である。

(1)問題となる現象・事象は、出来る限り具体的に話し合われなければならない。具体的な事実の確認から共有化がはじまる。
(2)同じ一つの事実を見ても、人により見え方には相当な違いがある。私たちが問題を知覚する場合、必ず一人ひとりが持っているフィルター(自己概念や価値観、組織観、世界観など)を通して問題を見ている。そこで、ある人にはそれは問題と見えないこともある。ある現象が人によって問題と見えたり見えなかったりするとすれば、ナゼそうなるのか、どのようなフィルターがかかっているからそう見えるのかを、お互いに明らかにする必要がある。問題を共有化するということは、メンバー相互のフィルターを認め合うプロセスなのである。お互いになぜそう見えるのか、を確かめていくことによって、それが自分のものとして新たに映りだしてくる。


問題へのアプローチ
(1)問題解決では、完全解決ではなく、今より少しでもよくなればよいという考え方をする。ベストでなくベターを考えるということである。ものごとを完全に解決するには十分な準備が必要だし、そのための時間が必要となる。事態は刻々と変化していくのに、準備のためのデータ集めをしていても仕方がない。準備のために時間を費やすのではなく、行動に移ることが必要である。行動することによって事態が変化し、また変化に柔軟に対応することも可能となる。
(2)刻々と変化する事態に「べき論」は全く通用しない。「~しなければならない」よりも、今の事態に「どう対応するか」が基本である。「べき論」で事態をとらえると、ありのままに見ることができなくなり、あるべき姿を前提にしながら見てしまう。そこに起こってくるズレは問題の解決にとって致命的になる。ベターで行動することによって、周囲に生まれてくる事態に即応することができる。「~すべき」という硬い姿勢がないので、柔軟に自分の行動を変えていくことができるのである。状況の変化にどれだけ対応して、柔軟に行動できるかということこそ、問題解決の重要点なのである。


反復活動である
組織には多くの人が関係しており、それほど簡単に問題は解決されない。一つの問題は複雑に他の問題と絡み合っているのが普通である。したがって一つの問題について解決の糸口がみつかると、関係しているほかの問題解決にもつながっていく。それゆえに、問題解決のプロセスは繰り返される。一つの問題が解決されて次の問題に移るというのではなく、一つの問題を解決しながら新たな問題に取り組む。あるいは一つの問題解決に失敗しても、投げ出さずに別の問題に取り組むというような反復が必要である。反復のプロセスで、問題は徐々に解決へと向かっていくものである

2.問題を解決すること

組織のなかで問題を解決するということは、問題がなくなるということではない。確かに、ある一つの問題状況は改善されるが、そこに必ず新たな問題が発生してくる。問題を解決するということは、新たな問題を発見することに他ならない。つまり問題解決というのは、あくなき問題追求のプロセスなのである

問題解決の考え方は大変に重要なものです。
問題解決についての紹介をします。

1.問題とは

問題のない組織というものはあり得ない。そもそも問題を機会に置き換えることによって、組織は存在している。「自分の組織には問題がない」と思っている人がいたとすれば、それは問題に気づかないか、問題を隠しているか、問題を発見する能力に欠けているのかのいずれかである。確かに組織に属していると、問題を感じ取る能力が衰えたり、感じることそのものを避けてしまうようになることがあるだろう。
問題があるということと、それを問題と感じることとは別である。誰もが問題だと感じたり、既に表にあらわれた問題は解決への道筋に入りはじめている。厄介なのは、人によって問題を感じたり感じなかったりする、従って表にあらわれていない問題なのである。こうした人によって感じ方の異なる問題を発掘し、表面化させることが真の問題解決なのである。そのために必要なのは、既成の枠組み、習慣化した考え方にとらわれず、問題状況を直視していくことである。逃げずに問題を直視し、ありのままに見ていくことが求められる。多面的な見方を養い、現象を歪曲せず、あるがままに感じ取る感受性を磨き上げておく必要がある。
問題との直面を恐れ、目を閉ざし、避けて通りたいのは、誰の心の底にもある。だが、問題があるからこそ、組織は成長することができる。組織が成長していくプロセスとは、つまり問題を発見し、解決していくプロセスに他ならないのである

昨日、ソリューションダイアローグ・ラーニング(SDL)協議会 設立総会があり行ってきました。

記念講演として森山裕輔さんの講演

これから経営革新をするのは対話力である。自分の持っている知恵、知識を交換していくこと

大切なのはダイアローグである
人との話し合いの中で話しを合わせて新たなものを作っていく

問題解決を対話で解決していく

革新とは対話を通して問題が成長に変わる事。

一人の問題を質問形式で否定はしないで色々な質問したりされることにより、より多くの気づきが生まれる。
自分が創造していない質問をされる事により常に考える力を持つ事が出来る。

2月から毎月、月1回行われます。
23日、経営品質実践塾が京都の地でありました。
JCの京都会議なので皆さん集まりやすいので、今年始めの勉強会です。
皆さんと話をしていても、業績はあまり良くなく、いい話は聞かなかったのですが、お肉屋さんだけはあまり影響を受けて無いそうです。その理由は,BSE問題狂牛病問題の時に比べたら大丈夫であると。
あの時は、お肉を買わないので売れなかった、でも今はお肉を買う人は減っても買わない人は居ないのだからと、大変な時期を乗り越えた企業は強いと感じました。

鬼澤塾の内容

やる気には2種ある
*外発的動機 (やらされ感、~しなければならない)
*内発的動機 (したい感、 ~したいと思う気持ち)

あなたはどちらで仕事をしていますか? 出来れば内発的に仕事をすれば動きが変わります。

人の夢を応援すると人から感謝される。人から感謝される事が働く動機に繋がるのだと。

今、企業の状態が悪いのは、3年目の市場の選び方にある。
過去を振り返って見る事が大切である。
原因を追究する事

鬼澤塾長ありがとうございました。 これから1年よろしくお願いします。

木村 和央



昨日、盛和塾の例会に行って来ました。
総会と、勉強会で講師にカネテツデリカフーズ株式会社 社長 村上 健様でした。
カネテツに入った経緯から話され、輸入販売にだまされ、カネテツを和議申請して取引業者、銀行などを回ってお願いして、承認をもらったり、全財産を投げ売って従業員と共に立て直す話を聞いて、死ぬ寸前まで追い詰められると何でも出来るものだと

幸せはいつも自分の心が決める。

村上社長ありがとうございました。色々と気づきに感謝

塾長の言葉

竹林経営
竹は根を地中に張って色々なところから芽を出す。そんな経営をしなさいと

人の性格が変化するのは
毎日反省するか
破産するか
でないと本当に変わろうとしても変わりにくいのが人間であると

人は、3年前に出会っていたらとか、10年前に出会っていたらとか言うけれど
早くてもその人は気づきが無いのである。
出会うべくして出会う時と時間がある
今の出会いを大切にと


木村 和央

昨日、雄琴の緑水亭で盛和塾がありました。
緑水亭の金子さんから会社の経営体験発表会があり、ホテル事業の現状だとか、なぜこの事業を先代が始めたかなどいい体験発表会でした。
そのあと、稲盛塾長の11月の塾長講話のビデオをみて勉強しました。
まとめてみました

1、
社員と融和、団結を深める
  従業員と全員で力を合わせていく
  人間関係が問われるのは不況の時代である
  従業員が社長を思い、社長が従業員を思う
  リストラ、減給により、社員との交流が問われる
  率直に、赤裸々に窮状を訴え、協力を求める
2、あらゆる経費削減に努める
  損益計算書の内容と理解から経費削減は始まる
  経費を勘定項目に毎に見ていく
  不況時の経費削減は、やがて来る好況期の高収益に直結する。
3、営業力に力を入れる
  顧客のプラスになるように提案する
  足を棒にして稼ぐ
4、創意工夫が売上げを伸ばす
  苦しいとき新商品を
5、誰にも負けない努力をする
  歯を食いしばる必死な努力に、神は援助の手を差し伸べる
  キチガイじみた努力なくして不況は乗り切れない
  自然に存在するものは必死に生きている(雑草をみてみなさい)
  神は努力のさまを見守り続けている。
最後に策を弄さず、堂々と正道を貫く
卑怯な振る舞いだけはしてはならない

                            


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